戦国時代
村上城の築城年代ははっきりしていませんが、16世紀初頭に、在地領主であった本庄氏によって築かれたことは確かなようです。当時は「本庄城」と呼ばれた中世城郭で、上杉謙信との攻防戦の舞台となったこともありました。
詳しい記事を読む江戸初期
戦国の世が終わり、本庄氏がこの地を去ると、新たに領主となった村上氏、堀氏の手で、中世城郭「本庄城」は、近世城郭「村上城」へと大改修されます。現在に続く城下町の骨格も、ほぼこの時代にできあがりました。
詳しい記事を読む幕末・明治~
戊辰戦争を経て明治の世になると、無用の長物と化した城郭の破却がはじまります。昭和の高度成長期には、城下の土塁や堀も損なわれていきましたが、臥牛山上の城郭主要部は、住民の手によって守られ、現在に至ります。
詳しい記事を読む未来?
1992年、残存遺構の価値が評価され、村上城跡は国の重要文化財となりました。また、2017年には日本城郭協会の「続・日本100名城」にもランクインするなど、徐々に注目が集まるように。バブル期には壮大な復元計画も立案されましたが、果たしてその未来とは??
詳しい記事を読む