所在地 | 新潟県村上市大字本町ほか |
築城時期 | 16世紀初頭 |
改修時期 | 1598年頃/1620年頃/1663年 |
縄張形態 | 山城/梯郭式平山城 |
天守形式 | 初代(1620頃-1663年) 二代(1663-1667年) いずれも3重3階か? |
現存遺構 | 石垣、土塁、堀切、竪堀等 |
史跡指定等 | 国指定重要文化財 続日本100名城 |
アクセス | JR村上駅より徒歩約30分 日本海東北自動車道・村上瀬波温泉ICから車で約6分 |
続100名城スタンプ | 村上市郷土資料館 東北電力村上営業所 村上城跡保存育英会 |
御城印 | 藤基神社 |
16世紀初頭、国人領主本庄氏により標高135mの独立峰・臥牛山上に築城される。中世期には「本庄城」「村上要害」等とも呼ばれていた。その後、1598年に入封した村上頼勝・忠勝、1618年に入封した堀直竒が大改修。東日本では珍しい総石垣張りの近世城郭となる。最終的に現在の縄張りが確定したのは、松平直矩による1663年の改修時。堀氏時代に築かれた天守を新造し、御殿を拡張するなどした結果、城郭は越後有数の規模となった。しかし、1667年の榊原氏の時代に天守が落雷焼失。以後、藩主の目まぐるしい交代や藩勢の衰退などもあり、次第に規模を縮小しつつ明治の廃城を迎えた。城郭建築物は残らないものの、中世・近世の遺構が同時に良好に残ることから、1993年に国の重要文化財、2017年には日本城郭協会の「続・日本100名城」に認定されている。 |